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永遠の愛を奪って
第17章 愛し合う内緒の日々
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誘ってくる時の祐の声は私にしか聞こえないくらい小さくてとびきり優しい。だからこそ断る選択肢なんてなかった。
「うん。……する」
目を閉じて待っていると再びキスをされて溺れてしまいそうな快感が体中を駆け巡る。
パンツの横から手を入れられて肌に触れられるとビクッと震えてしまうほど感じた。
仲直りしてから毎日愛されているけど、遠距離恋愛になることを思うと欲張りになってしまう。
帰ってからお婆ちゃんのいないところでキスもできるのに……。
「ンンンッ……、アッ……」
「すごく色っぽいよ……。小春……」
祐も……っと言いたかったけど、言わせてくれないほど唇を重ねられる。
こんなに求めてくる理由はきっと溜まっているだけではないと思う。
もう少しで私と離ればなれになるから……――――
愛し合うことができて幸せだと思うと同時に複雑な思いも隣り合わせになっていた。
「誰か来た……」
「ンッ……!?」
夢中になってキスをしていると、廊下の方から足音が聞こえてきてドアが開いて急に祐の唇が離れた。
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