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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ



「えっ、ちょっと!?ンッ……、えっち……」


肌色のストッキングとパンツの中に手を入れてきて、秘部がどうなっているのか確かめられて恥ずかしくなる。


指先で触れられた時にぬるりとした感触がしたから私の体は祐を強く求めていたんだろう。


今も誰かが入って来ないか焦る気持ちと勤務中の僅かな休憩時間にこっそり愛し合っていることでドキドキとしている。


そんな気分になってしまい、嬉しく思いつつもどんな顔をしていいのか迷う私を前に祐は楽しそうに笑っていた。

でもその笑顔を見た時に気になったことがあった。



「ちょっと待って。口紅ついちゃった……。今ティッシュで拭くからじっとしてて」


ポケットからティッシュを一枚取って、祐の口元についている自分と同じほんのり赤い口紅を優しく拭きとった。


情熱的なキスをしてしまったのが目に見えて分かって、ここまで大胆になっていたと思うと顔がカァッと熱くなる。


「ありがとう。これはこれで小春とキスをしたのがバレるな」


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