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ベストパートナー
第1章 アキ
俺はその言葉に、真面目な顔をする。
本題に入ったからだ。
「私の日記ですよね」
俺は深く頷いた。
ベストパートナーのようは出逢い系サイトには日記があり、ユーザーは日記を書き込むことが出来、さらに写メも貼れる。
それに対しユーザーはコメントやメール送信をおこなう。
アキの日記のコメントは、ほとんどが「羨ましい」や「優しい」等の肯定的な意見ばかり。
しかし俺は感じた。
違う!
アキは自慢を書いていた訳ではない。
それに感づいた。
日記にあるアキの写メは、旦那に肩を抱かれたり、後から包み込むような姿がほとんどだった。
これを見た俺は直ぐさまアキにメールを入れた。
はじめまして、メールをします……大変ですね独占欲の強い旦那さんで!
無視リスト入りをも覚悟した書き込みだった。しかしメールせずにはいられなかった。
無視リストとは自分の身を守るためのメニューで、アイツとは話が合わない、アイツは危険、アイツはムカつく等の気に入らない相手からのメールやプロフィールをブロックする機能である。
そのためにサイトのメールのやり取りは相手の気をひくために、気持ちの良い内容が当然であった。
「私の心がよく分かりましたね」
アキが紅茶を飲みながら、ため息を吐いた。
そこには煙草臭さはない。紅茶がそれを消してくれたようだ。
本題に入ったからだ。
「私の日記ですよね」
俺は深く頷いた。
ベストパートナーのようは出逢い系サイトには日記があり、ユーザーは日記を書き込むことが出来、さらに写メも貼れる。
それに対しユーザーはコメントやメール送信をおこなう。
アキの日記のコメントは、ほとんどが「羨ましい」や「優しい」等の肯定的な意見ばかり。
しかし俺は感じた。
違う!
アキは自慢を書いていた訳ではない。
それに感づいた。
日記にあるアキの写メは、旦那に肩を抱かれたり、後から包み込むような姿がほとんどだった。
これを見た俺は直ぐさまアキにメールを入れた。
はじめまして、メールをします……大変ですね独占欲の強い旦那さんで!
無視リスト入りをも覚悟した書き込みだった。しかしメールせずにはいられなかった。
無視リストとは自分の身を守るためのメニューで、アイツとは話が合わない、アイツは危険、アイツはムカつく等の気に入らない相手からのメールやプロフィールをブロックする機能である。
そのためにサイトのメールのやり取りは相手の気をひくために、気持ちの良い内容が当然であった。
「私の心がよく分かりましたね」
アキが紅茶を飲みながら、ため息を吐いた。
そこには煙草臭さはない。紅茶がそれを消してくれたようだ。