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第18章 365日の紙飛行機

時は流れて…

12月30日の朝７時過ぎに、私たちが乗っているダブルデッカーのバスがアメリカ合衆国のニューイングランド地域の町にあります特大トランクルームの前に到着をしました。

私たちは、バスの中で朝ごはんを食べた後、一息つく間もない中で活動を始めたのでありました。

午前10時過ぎに、私たちは特大トランクルームへ行きまして作業の段取りを整えていたのでありました。

このままの状態だと、４月頃に荷物がトランクルームからあふれてしまうので早いうちに運び出しをしなくてはならなかったのでありました。

私たちは、地元の貨物輸送業者のみなさまと改めて運び出す手順の整理に入っていたのでありました。

特大トランクルームから運び出して、最寄りの空港へ行きまして、居住地の国と地域の空港に到着後は貨物機に積み込んで海外の居住地の特大倉庫へ運ぶ手順を繰り返して打合せをしていました。

12月31日の夕方５時過ぎに、大方の手順が整いましたので１月１日の午前０時の時報と共に特大規模の運び出し作業を始めることになりました。

同日深夜11時過ぎに、私はつなぎ(作業着)を着まして安全対策を整えた後に、いつでも動くことができるように準備をしていました。

そして、2000年１月１日の午前０時の時報と共に特大規模の運び出し作業が始まったのでありました。

私は…

前だけを向いて歩いて行くのだ…

後ろを向いているひまは…

１分もない…