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第12章 亜空間

「『ひっああぁん！』」

咲とサキゴーレムは同時に身体を大きく跳ねさせた。

タチバナとダイゴがリンクし、同じように刺激を与えてくる。
二倍の快楽の上に魔力が込められている。
痛いほどの快感だった。

ダイゴはサキゴーレムの反応が激し過ぎて理性のタガが外れた。

本能が呼び起こされたかのように獣になっていた。

「咲さん、ごめんな。
ヘラにはできないし…
ゴーレムだし…いいよな？」

粒を弄びながらサキゴーレムに唇を寄せ、囁いた。

「はっ…な…に？」

ダイゴは答えず、自分の服に着いているヒモを引き抜いた。
そして、サキゴーレムの腕を後ろに回し縛り上げる。

「あっっやぁっ！」

そのヒモを更に足へと伸ばし、足と腕を完全に拘束した。