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咲の旅物語
第15章 チガヤの呪い
「で、そのララベさんの嫁ぐ先ってのが…」
一旦言葉を切ってジャルムを見る。
「貴方ですよね?」
「「「え?」」」
全員が驚愕の表情でジャルムを見た。
「いやいやいや。年齢とかオカシイでしょ!」
ダイゴが慌てていう。
ジャルムは、困惑した表情をして目を伏せている。
「そ。多分本人も何が何だか解らないはず。」
ジャルムは、まだ目を伏せたままポツリと話し出した。
「ええ。今の話を聞いて、時がかなり経っている事を知りました。
わたしは、あの日ララベの到着が遅れているのを知って彼女の実家に問い合わせたんです。
ですが、既に出立した後だと…
彼女が連れて出た騎士団は、かなりの実力者ばかりでしたが、とにかく探しに出させたんです。
ですが…」
「彼女の一団がこの辺りで消息を絶ったということを知ったのね?」
「はい。」
そこで、彼は自らここに探しに来たそうだ。
森に捜索の手を伸ばした時、洞窟を見つけた。
一旦言葉を切ってジャルムを見る。
「貴方ですよね?」
「「「え?」」」
全員が驚愕の表情でジャルムを見た。
「いやいやいや。年齢とかオカシイでしょ!」
ダイゴが慌てていう。
ジャルムは、困惑した表情をして目を伏せている。
「そ。多分本人も何が何だか解らないはず。」
ジャルムは、まだ目を伏せたままポツリと話し出した。
「ええ。今の話を聞いて、時がかなり経っている事を知りました。
わたしは、あの日ララベの到着が遅れているのを知って彼女の実家に問い合わせたんです。
ですが、既に出立した後だと…
彼女が連れて出た騎士団は、かなりの実力者ばかりでしたが、とにかく探しに出させたんです。
ですが…」
「彼女の一団がこの辺りで消息を絶ったということを知ったのね?」
「はい。」
そこで、彼は自らここに探しに来たそうだ。
森に捜索の手を伸ばした時、洞窟を見つけた。