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第1章 ドSな後輩クン

「先輩、やらしー。自分で腰動かしてんの」

「ふっ…やだぁ…っ……」


無意識のうちに気持ちいいところが当たるように腰を回していたことに気づく。


「しょうがないな、動くよ」

「ふぁっ……あぁっ…んぁ、」

ゆっくりと先の方まで引き抜かれて、再び奥まで挿れられる。

だんだんと激しくなる律動。

何より快感に顔を歪める矢野くんから目が離せなくて、胸が苦しくて。

私は無意識のうちに口にしていた。


「ふぁっ………すきっ……好きなのっ」

「っ、」