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ちょっとエッチな短編集♡
第1章 ドSな後輩クン
もちろん矢野くんは申し訳なさそうに断ってきたけど、それを無理に押し切って。
というか、私が矢野くんを引っ張って資料室まで来たのだった。
「うーん、なかなか見つからないなぁ。上の方の棚かもー」
「あ、じゃあ僕脚立に上って探してみます」
そう言って、矢野くんは棚の前に脚立を立てた。
「いいよ、私が上る」
「えぇ、でも危ないですし…」
「いいのいいの。こーいうのはおねーさんに任せなさい?」
いつも迷惑かけてばかりで、ちっとも先輩らしいところ見せられてないから…
名誉挽回っ。頼れるとこ、見せたいもん。
大丈夫かよとため息をつきながらこぼす矢野くんに気づかず、脚立に足をかけた。
というか、私が矢野くんを引っ張って資料室まで来たのだった。
「うーん、なかなか見つからないなぁ。上の方の棚かもー」
「あ、じゃあ僕脚立に上って探してみます」
そう言って、矢野くんは棚の前に脚立を立てた。
「いいよ、私が上る」
「えぇ、でも危ないですし…」
「いいのいいの。こーいうのはおねーさんに任せなさい?」
いつも迷惑かけてばかりで、ちっとも先輩らしいところ見せられてないから…
名誉挽回っ。頼れるとこ、見せたいもん。
大丈夫かよとため息をつきながらこぼす矢野くんに気づかず、脚立に足をかけた。