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ちょっとエッチな短編集♡
第1章 ドSな後輩クン
私は口元を覆っている矢野くんの手にそっと触れる。
「あ、すみません」
矢野くんはすぐに手を離してくれた。
私は大きくため息をついた。
「はぁ、ほんとにカッコ悪すぎたね。ごめん…」
矢野くんの腕の中にいるという状況への混乱よりもまず、自分の不甲斐なさの方が勝っていた。
「かっこ、つけたかったんですか?」
不思議そうに聞いてくる矢野くん。
「アタリマエデス。いつも矢野くんにはお世話になってばっかりだから、役に立ちたかったんデスヨー」
口を尖らせてそう言うと、頭の上から息を呑む声が聞こえる。
やっぱり呆れられちゃったかな。
「あ、すみません」
矢野くんはすぐに手を離してくれた。
私は大きくため息をついた。
「はぁ、ほんとにカッコ悪すぎたね。ごめん…」
矢野くんの腕の中にいるという状況への混乱よりもまず、自分の不甲斐なさの方が勝っていた。
「かっこ、つけたかったんですか?」
不思議そうに聞いてくる矢野くん。
「アタリマエデス。いつも矢野くんにはお世話になってばっかりだから、役に立ちたかったんデスヨー」
口を尖らせてそう言うと、頭の上から息を呑む声が聞こえる。
やっぱり呆れられちゃったかな。