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第2章 おとなのおもちゃ

あのまま眠ってしまったらしいあたしは
下半身の違和感で目を覚ました


隣に大和の姿はなく
あたしの服が大きく捲られ
脚がＭ字に開かれている



わ､わわっ!



開かれた脚の間にいる大和と
目が合って正気にもどった


｢ちょっ!大和!?｣




慌てて閉じようとするが
大和の大きい手がそれを阻む



｢茜､濡れてる｣

ふぅ､と息を吹きかけられて
ぴくんと反応する



｢俺が脱がした時には
もうびちゃびちゃだったけど
コレみて興奮しちゃった？｣


大和の片手にはピンクのローターが握られていて
鈍い音をたてて振動している



｢や､やまと‥?｣



せっかくだから使おうか､と
あたしには一切拒否権のない
無意味な提案をされる