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兄と妹の秘密〜墓場まで持って行けなかった話〜
第8章 超える
ある日お兄ちゃんが彼女を連れてきた

色白で背が高くて真っ黒なサラサラストレートの長い髪がツヤツヤしてる正統派美人
玄関で礼儀正しく「こんにちは」って言う声が可愛らしくて
(お兄ちゃんやるじゃん)と思いながら「こんにちは」って言ったんだ。お兄ちゃんは彼女と手を繋いでお兄ちゃんの部屋へ入っていった

お兄ちゃんと彼女が気になって気になって仕方ない私は、ジュースを持って部屋をノックした
お兄ちゃんは彼女の隣に座って彼女の腰に手を回していた。なんとなく慌てたような二人の様子を感じたけど無邪気なフリをして「ジュースをどぅぞーー」って置いたんだ。お兄ちゃんは「早く行け!」なんて言ってた

部屋を出た私は、自分の部屋にいたけど、またまた二人が気になって、こっそり、お兄ちゃんの部屋を覗いたの

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