この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
兄と妹の秘密〜墓場まで持って行けなかった話〜
第10章 再出発
泣いて、泣いて、泣いて、
どこにも行けなくなって、ご飯も食べれなくて、窶れてしまってね。特に父以外の男の人がダメになって、お兄ちゃんと顔を合わせるのもイヤだった。
両親も心配してたけど、1人になりたくて、泣いたり吐いたりたまに脱水で入院したりしてたんだ
でもそんな毎日に突然終わりが来たの
「突然?どうして?」
心配げに聞いてくるミオ。
「あのね父が海外赴任になって」
「お兄ちゃんはどうしたの?一緒に行かなかったの??」
「うん。高校生だったから、日本に残ったんだ。強い部活にいて、寮もあったからそこに入ったの」
「あ、そういえばお兄ちゃん日の丸背負ってたもんね!」
「一応。。。ね?マイナー競技じゃん??」
どこにも行けなくなって、ご飯も食べれなくて、窶れてしまってね。特に父以外の男の人がダメになって、お兄ちゃんと顔を合わせるのもイヤだった。
両親も心配してたけど、1人になりたくて、泣いたり吐いたりたまに脱水で入院したりしてたんだ
でもそんな毎日に突然終わりが来たの
「突然?どうして?」
心配げに聞いてくるミオ。
「あのね父が海外赴任になって」
「お兄ちゃんはどうしたの?一緒に行かなかったの??」
「うん。高校生だったから、日本に残ったんだ。強い部活にいて、寮もあったからそこに入ったの」
「あ、そういえばお兄ちゃん日の丸背負ってたもんね!」
「一応。。。ね?マイナー競技じゃん??」