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兄と妹の秘密〜墓場まで持って行けなかった話〜
第10章 再出発
ミオが美輪明宏さんみたいな微笑みで言う
「ノリちゃん、今まで誰にも言えなくて辛かったね。でも私はいつでもノリちゃんの味方だよ? 私ね、いつもいつも「全てを呑んで生きる」って言ってるけど、それはね過去を受け入れて未来を作るって事だと思ってる。
そりゃ、私は人様に言えた生活してないよ? でもノリちゃんは、たった今、私に吐き出して生まれ変わったんだ! 毎日の生活が歴史や未来を作るんだよ。ノリちゃんには私がついてる」
酔ってきたミオは涙と鼻水をダラダラ流しながら続ける
「あのさ、命さえあれば全てがOKなんだよ。私達の同級生のエーちゃんは二十歳で亡くなったんだよ?まだ二十歳!今の私達の半分以下だよ?しかも事故で無念の死だった。あの前の夜思い出して?私達3人で飲んでたよ。まさか翌日にエーちゃんが居なくなるなんて思わずに。」
まだミオが続ける
「だからって、ノリちゃんの苦しみや葛藤やその時の快楽を否定してるんじゃないよ?ノリちゃんのそのモヤモヤしたのを私が全て受け入れるから。ノリちゃん、楽になろ。。。。」
ミオがそう言って私を抱きしめた
私達は号泣しながらいつまでも抱き合った
「ノリちゃん、今まで誰にも言えなくて辛かったね。でも私はいつでもノリちゃんの味方だよ? 私ね、いつもいつも「全てを呑んで生きる」って言ってるけど、それはね過去を受け入れて未来を作るって事だと思ってる。
そりゃ、私は人様に言えた生活してないよ? でもノリちゃんは、たった今、私に吐き出して生まれ変わったんだ! 毎日の生活が歴史や未来を作るんだよ。ノリちゃんには私がついてる」
酔ってきたミオは涙と鼻水をダラダラ流しながら続ける
「あのさ、命さえあれば全てがOKなんだよ。私達の同級生のエーちゃんは二十歳で亡くなったんだよ?まだ二十歳!今の私達の半分以下だよ?しかも事故で無念の死だった。あの前の夜思い出して?私達3人で飲んでたよ。まさか翌日にエーちゃんが居なくなるなんて思わずに。」
まだミオが続ける
「だからって、ノリちゃんの苦しみや葛藤やその時の快楽を否定してるんじゃないよ?ノリちゃんのそのモヤモヤしたのを私が全て受け入れるから。ノリちゃん、楽になろ。。。。」
ミオがそう言って私を抱きしめた
私達は号泣しながらいつまでも抱き合った