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エロ小説を100冊読んでみた
第14章 あねてぃ― お姉ちゃん先生は弟専用

ちょっと私の話をすると、私は「凌辱もの」「和姦もの」どちらのジャンルも書いてます。

で、「凌辱もの」を書くときは「私が個人的にエロいと思うことを追求する」のですが、「和姦もの」ジャンルを書くときのスタンスは「男の子がセックスに抱く憧れや夢をストレートに追求する」です。

そう、和姦ものを書くときは「エロス」は追求してないんです。

もちろん、エロ小説なんでエロくしようとは思ってますしエロいこと書いてますけど、それは第一とは置かず、思春期男子の「セックスしたい」「女の子にエッチなことがしたい」という欲望・妄想・煩悩が小説内で実現されることのほうが大事だという取り組み方です。

だからこその無理矢理のエッチ、強姦はタブーの「和姦もの」なのだと。(なぜなら、それが実現されちゃうえば人生が破綻するから、それは将来のある年頃の男の子にとって幸福ではないし憧れることでもないと思うので)

エロいだけでいいなら僕「無理矢理ヤっちゃう/ヤられちゃう」の方がエロいと思うから和姦もの書く必然性なんてないもん。

そうじゃなくて、フツーじゃ起きないような出来事……「学校で一番の美人の女の子とセックスできたー!」みたいなハピネスな喜びで読者さん(と、そして私)が満たされる。

それが和姦系のエロラノベのひとつのテーマなのかなーって。
そんなこと考えて書いてます(もちろん、違うアプローチもありましょうが)
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