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エロ小説を100冊読んでみた
第15章 抜きコキ ハニトラエステ
一番凄みを感じたのは「中出し至上主義」を脱していることですね。
この作品においては「女の子に馬鹿にされながら惨めに射精すること」こそが至上。
「抜き」至上主義なのです。
おまんこすら屈辱的射精のための一手段にしかすぎない。
そう定めて書かれている。だから、全ヒロイン中、一人だけしか中出しがない。他のヒロインは挿入すらない。
中出しさせてくれるヒロインがメインヒロイン格だからってわけじゃないんですよ。(一応、読者の中出し願望も考慮して、そうしているというケアの面もあるとは思いますが)
これってなかなかできないと思うんです。
私みたいな未熟者が作者だと全シーン中出しで終わらせてしまう。
そういう素人が陥りがちな中出し至上主義にキッパリと線を引いて作品コンセプトを貫いている。このハートの強さはどうですか。
見習わねば。
【メモ】
ハーレムもの。
三人称神視点
最初のエッチ……進行度11%から。
●学んだこと
・ヒロインの差別化についてもっと自由に発想していい
・物語の起伏にメリハリをつければ、最小限のストーリーパートで構成できる
・毎回、作品コンセプトに合った「至上」のプレイは何かを設定するべし(中出しであってもいいし、それ以外でもいい)
・コンセプトに沿うことにこだわって全てを設計しろ
■目標達成まであと……85冊