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エロ小説を100冊読んでみた
第21章 淫落カウンセリング~夫の目の前で、妻は本性に堕ちてゆく~

その場合、ストーリー的な内容うんぬんという前に、アドベンチャーゲームブック形式というものに訴求力がなかったのかもしれません。
実際に読んでみて感じたのは、選択して分岐していくストーリーを全部追いかけようと思ったときに、非常に煩雑になってしまうこと。
紙だったらパラパラめくって指でも挟んで置いた箇所に戻ればいいわけですが、電子書籍だとリンクを辿らねばならないので、元の場所の見当をつけるのが面倒くさい。私は勉強目的なので一生懸命戻って全部読みましたが、これ気軽に読みたいってだけの人だと、途中で「もういいや」ってなるよね^^;
結末が2パターン、途中で4パターンぐらいなのですが、これだったら最初から2冊に分けてあってもいいのではないかとも思いました。そのほうがわかりやすい。
あんまり分岐を選択する楽しみが感じられなかった。
自分自身「電子書籍の特性を生かしてゲームブック作ったら面白いんじやないか」などと考えていたのでこれはとても参考になりました。
エロゲーのテキストを再利用して電子書籍にというのは良いアイデアだと思うんですけどね。

