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エロ小説を100冊読んでみた
第22章 才川夫妻の恋愛事情 7年じっくり調教されました

本編終了後はエッチシーン特化の甘々な睦み合いの短編が三本収録とサービスしまくり。
本編中の官能シーンってヒーローの本心がわかんないまま進行するんで、あんまり描写にボリュームを割かないようにしているのかなと思いました。
ヒーローの愛が確認された後、すなわち物語の終了後に、わだかまりなくボリューム満点のエッチシーン三連打というのはなるほど、これも合理的、そんな手もあるのかと勉強になりました。(男性向けでやったら怒られそうだけど、この考え方は上手いこと応用できるのではないか)
……というわけで。
でしょ? ベタ褒めになるって言ったでしょ。
良かったです。自分がTLを書くときは(そんなときが来るのか知らんけど)教科書としてもっかい読み直そう。
褒めてばっかりだとアレなので無理矢理ケチをつけるとすれぱふたつぐらいかなあ。(つけんでいいのだけれども!)
ひとつは、ヒロインとライバルヒロインの一人称がどちらも「私」なので、サイドチェンジ時に「ん? どっちだ?」という戸惑いは常にあった。
ただ、これは兎山先生も承知の上で結局そのままにしたんじゃないだろうか。この作品においては他に上手い回避方法はないような。そして、切り替わりのときにちょっと戸惑うぐらいで、文脈からすぐに誰が話者なのか読み取れるのでそんなに大きな問題点でもなかった。

