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エロ小説を100冊読んでみた
第26章 僕と契約して幼なじみ生徒会長に催眠をかけよう!

やや変則なのは「両想い」という設定てでしょうか。
和姦系の催眠ものということですね。女性を言いなりにするために催眠を使うのではなく、素直になれないヒロインと奥手の竿役に一線を越えさせるため(と、そして常軌を逸したプレイを実現するため)に催眠があるというパターン。
両想いだったら何やっても平気! というのは和姦系エロラノベにおける鬼畜な部分ではないかとも思えますが。うむ。人間は愚か。つまり、そういうことか。
遠野先生の文体はこういう突飛なアイデアや設定を違和感なく読ませてしまうという点においても優れたものだなという感想も持ちました。
多分、他のかしこまった文体だったらついていけないかも。ユルい話はユルい文体で読ませてしまうのが良い。
って、考えると「めちゃくちゃ計算されてるなー!」とも思えますね。
この作品自体は三年目ですが、それ以後もエロに一般にと活躍し、10年間コンスタントに作品を発表し続けているだけはあるなあ、と。その片鱗を見せて頂きました。

