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エロ小説を100冊読んでみた
第37章 TS子作り!!

前衛芸術家の会田誠氏の著書に『「色ざんげ」が書けなくて』という本があるのですが、これは会田氏がえんえんと自身のオナニーについて述べるという怪書でありまして。

しかし、氏のオナニーの在り方として「好きな女性を思い浮かべ、その女性と同化していく夢想に没入していく」というのには大いに頷けるものがありました。

心惹かれる異性との同一化願望が女体化願望という形になっているという。

決してホモセクシャルではないんですよね。ヘテロヘテロ。セフセフ(なにがだ)

だから私はこちらのタイプなんだと思います。

従って、相手が男の親友というのは大NGになり得る。百歩譲って男相手なのはいいとして、女体化した自分(主人公)が感じる快楽のギャップを描い欲しいと願うわけです。

そういうタイプに対しての正攻法はおそらく「それなりに男らしい男子」を女体化することなんでしょう。

で、女体化した主人公をネコにして、タチとなる女性キャラを出して結ばれるというのが理想かも。

もちろん、これはこれでもう一方のタイプの読者には不満でしょうから、なかなかリスキーなジャンルでもあると思います。
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