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エロ小説を100冊読んでみた
第5章 わが家は魔法の王国亡命ハーレム
さて五冊目は『わが家は魔法の王国亡命ハーレム』。
二次元ドリーム文庫率が高いですけど、二冊目の『百合グラドル・優衣 禁断ガールズラブ』は百合もの、三冊目の『種乞い狐のスケベなお宿へようこそ!』はノクターンからの書籍化ということで、どちらもやや特殊ケースなのでした。
その点、この作品は正真正銘の正統派のヘテロ書き下ろし作品。作者の羽沢先生も作家歴20年。創刊当時から活躍されている二次ドリの顔のおひとり。
ちょっと思い出話というか、私的なことを書かせて頂くと、私がキルタイムコミュニケーションに投稿してみようというきっかけになったのは、羽沢先生の作品を読んだからだったりします。
私が初めて読んだエロラノベは富士見美少女文庫でした。
当時はまだラノベという言葉もラノベレーベルもない時代。エロラノベというよりジュブナイルポルノと呼ぶべきかもしれません。
このジャンル、何気に女性作家が活躍しているのですが、富士見美少女文庫といえばそう、倉田悠子先生ですよね。
女の子の瑞々しいエッチな心理描写にドキドキしながら小説片手に若い白濁を何度も迸らせたものです。
まーそれは10代の頃なんですが、それからずいぶん経って社会人になる頃にエロゲーブームが盛り上がりましてね。エロラノベもレーベルが乱立していたりして……いい時代だった。