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エロ小説を100冊読んでみた
第42章 剣豪学園ハーレム勝負!
師範代の地位を与えられている別格の強さを持った幼馴染ヒロインの素行不良の謎と問題解決というサブプロットが用意されており、これも話の腰となっていました。
そして、更にはもうひとつ!
主人公の味方のはずだった風紀委員長のヒロインが、最後にラスボスとなる。これが最後の腰。
三枚腰の布陣で読者を引っ張る作戦だったのでした。
これはなかなか贅沢ですよ!
それでも、この「ストーリーの腰」に手を抜かないというのは単調になりがちなハーレムものでは大事なのかもしれないなと思いました。
また、ストーリーの腰を作るにあたって、ヒロインたちの個性の差別化に使った関係性の部分をしっかりと利用しているのも無駄がなくて美しいですね。
ただでさえ登場キャラが多いハーレムものですから、そこはしっかりと能率的に設定を活かさないといけないんだろうなあ。