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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 大男の目にも涙
・
アルは小さなジョンを思いっきり抱きしめた‥
よかった体は冷えてない‥‥アルはジョンの体温を確認して安心した
「今まで、どこに居たの?みんな 捜したんだよ‥
すごく………」
アルはしゃがみ込んでジョンと目線を合わせる
「くましゃんとねぇ
わぁー てやたよ♪!
くましゃん♪くましゃん♪て!やたのっ」
ジョンは目をキラキラさせて興奮しながら話した
よくわからないが楽しかったのは間違いない
「そうなんだ…淋しくなかったんだね‥よかった‥」
― カタッ!
物音に気付くといつの間にかジョンの後ろにティムが立っていた…
「あー !てむぅ♪くましゃん‥」
ジョンが楽しそうにティムに喋り始めた瞬間、ジョンに向かってティムは右手を振り上げた‥
「ティムっ!ダメっ‥だ……」
アルの制しも間に合わず ペチンッ‥ という軽い音がジョンの頬で鳴った
「みんなっ!……みんな‥
心配したんだぞっっ…ぅ」
ティムの瞳から大粒の涙がポタポタとこぼれ落ち、ティムはそれを堪えきれず外に駆け出して行く
「ティムっっ!!」
アルは小さなジョンを思いっきり抱きしめた‥
よかった体は冷えてない‥‥アルはジョンの体温を確認して安心した
「今まで、どこに居たの?みんな 捜したんだよ‥
すごく………」
アルはしゃがみ込んでジョンと目線を合わせる
「くましゃんとねぇ
わぁー てやたよ♪!
くましゃん♪くましゃん♪て!やたのっ」
ジョンは目をキラキラさせて興奮しながら話した
よくわからないが楽しかったのは間違いない
「そうなんだ…淋しくなかったんだね‥よかった‥」
― カタッ!
物音に気付くといつの間にかジョンの後ろにティムが立っていた…
「あー !てむぅ♪くましゃん‥」
ジョンが楽しそうにティムに喋り始めた瞬間、ジョンに向かってティムは右手を振り上げた‥
「ティムっ!ダメっ‥だ……」
アルの制しも間に合わず ペチンッ‥ という軽い音がジョンの頬で鳴った
「みんなっ!……みんな‥
心配したんだぞっっ…ぅ」
ティムの瞳から大粒の涙がポタポタとこぼれ落ち、ティムはそれを堪えきれず外に駆け出して行く
「ティムっっ!!」