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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第46章 百花繚乱〜満月に咲き乱れる花〜
お互いの唇から熱い溜め息が吐き出される。王子は吸い込まれるようにまた姫の唇を求めた
そして、姫も自ら王子に舌を絡めてくる
「──!っ……」
…クソっ…まずった…
計算外どころじゃないっ!
思いっきり誤算じねぇか…
王子はそんな困惑と、感じたことのない胸を締め付ける感情に襲われながら姫の舌を絡めとった…
… キスってなんでこんなに気持ちいいんだろ…
姫はうっとりとそんなことを考えた…
相手が誰なのかも忘れ甘美な疼きが何度となく押し寄せてくる…
… なんだか…眠くなってきちゃった…・・・
──!?
「アッ…‥!なっ…」
キスをしながらうとうととしはじめた姫の下半身に鮮烈な快感が走った
深い口づけを交わし姫の腰をまさぐっていた王子の手はいつの間にかドレスの裾を託し上げ、姫の下着のなかにいきなり入り込んで来たのだ
姫はただ驚き、喘ぐばかりでどうしようも出来ない。
それこそ今日、初めて体を洗う時にサラに触れられたがサラの触れ方と王子の触れ方はまったく違う。
王子の触れ方は完全な愛撫‥
快楽を与える為の動きだった