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第49章 溢れる想い〜激情〜

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ロイドは愛を囁きながらアルの体を優しく愛撫する


「アル‥‥愛してる‥‥

誰にも渡したくない…っ…」


ロイドは熱く潤んだ眼差しでアルを射るように見つめ、そしてうっとりとした色っぽい虚ろな表情のアルをもっと淫らにしたいと思った‥


再びアルの乳首を熱い舌先で弾きながらロイドはアルの最も熱い部分に手を伸ばす


「──…っ…ダメっそこはまだっ…」


一瞬アルの体が硬直してそしてロイドの手を牽制する

そんなアルをロイドは切なげな表情で見つめた‥‥

想いを我慢した喉元が大きくごくりと音を立てる。

「‥アル‥‥‥ここまできてダメは辛すぎるっ」


ロイドは苦しげにアルに訴えた


「‥‥だって‥
ごめんなさい!!‥//
まだあたしっ」


ここまできて突然、拒否しはじめたアルにロイドはため息をついた‥


勢いで宿までとってこの行為に挑んではみたものの‥‥‥やっぱり無理矢理には抱きたくない

ロイドはアルを抱きしめ自分の気持ちを抑え込もうと努力してみる

だが──…
気持ちよりも遥かに熱く脈打つ下半身にロイドは困惑した

「──…っ…」

──…ムリだ‥
‥抑えが効かないっ……