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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第52章 豪族!東尋坊
――バタンッ!
「うわぁっ…っ…」
レバンに引きずられるように連れられ部屋に放り込まれた奴らと目があった‥
「おい女!‥‥お前が金を渡してたのはコイツらじゃろ?‥ん?」
親方は元の喋り方に戻りモニカに質問した‥
「はぃ‥
父もあたしもずっとこの人達に渡してました!」
「そうか‥‥‥
お前達‥金を借りて返してくれるのは上客じゃけぇ‥
回収出来た“あがり”を納めんちゅー事は‥‥‥
どーゆーこっちゃ!?
もちろん覚悟はできとるじゃろ‥
レバン、連れて行け!」
「ヒィ親方ぁ許してくだせぇ!!うわいやだぁあれだけは嫌だぁ」
―バタンッ!
「‥‥‥」
みんなが呆気に取られていると、泣きじゃくる下っ派共をレバンはまとめて連れて行く‥
そしてルイスは気になり確かめた‥
「アイツら何やられるんだ?」
「なぁに‥ちょっと、な
馬に乗せてやるだけだ‥
‥三角のな‥‥‥‥」
‥三角
それは確かに嫌だ‥‥‥
三人共、同じ意見だった