この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第54章 町外れの時計屋さん
・
イキイキと語るルイスにアルは呆れ果てながら返事する
「じゃあ、俺はこの辺で帰るから‥
お前はちゃんと休んで体力回復に専念しろよ」
そう言って手を振ると、眩しい程に輝く笑顔で麗しの隊長サンはスタンレー家を後にした……
「デビューっていったい何のデビューなんだか…」
アルはルイスを見送りながらボソッと呟いた‥
♪‥さぁ、新しいコンビも誕生することになったし‥‥‥
後はお姫様の隠れ場所を探すだけだな!
ルイスは城までの道のりを馬の背に揺られながらいろいろと企てる‥
‥『共和国とは名ばかりで地図にも載っていない小さな国ですの‥』
ルイスはあの時の異国の姫の言葉を思い出していた‥
‥確かにどんな地図を見ても載ってないんだよな
そう‥
まさにルイスが狙っている獲物とは‥
あの時、惜しくもこれからって時に強烈な張り手をお見舞いしてくれ、挙句に
〔変態長!〕という罵倒まで頂いた‥‥‥異国の姫
アルディナ姫のことだった──
‥俺の白星人生に初のブラックスターを飾ってくれたんだ‥正直、このままじゃ気がすまない
ルイスはあの満月の夜を思い出す――
イキイキと語るルイスにアルは呆れ果てながら返事する
「じゃあ、俺はこの辺で帰るから‥
お前はちゃんと休んで体力回復に専念しろよ」
そう言って手を振ると、眩しい程に輝く笑顔で麗しの隊長サンはスタンレー家を後にした……
「デビューっていったい何のデビューなんだか…」
アルはルイスを見送りながらボソッと呟いた‥
♪‥さぁ、新しいコンビも誕生することになったし‥‥‥
後はお姫様の隠れ場所を探すだけだな!
ルイスは城までの道のりを馬の背に揺られながらいろいろと企てる‥
‥『共和国とは名ばかりで地図にも載っていない小さな国ですの‥』
ルイスはあの時の異国の姫の言葉を思い出していた‥
‥確かにどんな地図を見ても載ってないんだよな
そう‥
まさにルイスが狙っている獲物とは‥
あの時、惜しくもこれからって時に強烈な張り手をお見舞いしてくれ、挙句に
〔変態長!〕という罵倒まで頂いた‥‥‥異国の姫
アルディナ姫のことだった──
‥俺の白星人生に初のブラックスターを飾ってくれたんだ‥正直、このままじゃ気がすまない
ルイスはあの満月の夜を思い出す――