この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逃げた花嫁と王の執着愛~後宮秘帖~
第3章 紫陽花の夜に
「十一年前に出逢ったあの日から、私も殿下を忘れられませんでした。近所に年の近い遊び友達もたくさんいたけど、一緒にいて愉しいと心から思えたのは殿下だけだったのです。殿下は逢えなかった年月、私を忘れなかったとおっしゃって下さいましたね。私も殿下の御事を考えない日はなかったのです」







 他の人が聞けば、チェスンもソンを愛していて、二人は両想いなのだと思うに違いないだろう。だが、熱烈な心情の吐露にしては、チェスンの表情は哀しみが濃すぎた。
/2654ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ