パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 愛は憎しみを越えて

「だがな、チェスン」





　また呼ばれ、チェスンは眼をまたたかせた。やはり、気を悪くさせてしまったのだろうか。





「美しいものを愛でる心は咎めないでくれ。大体、美しい者を美人と呼ぶのは特に男女の別は関係ないのではないか。俺はチェスンが美人だと思うゆえ、そう言っただけで、特に男女を意識していたわけではないぞ」