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逃げた花嫁と王の執着愛~後宮秘帖~
第8章 祭の夜の惨劇~幕開け~
「あれはいつだったか」



 思い出すような遠い瞳になり、続ける。




「確か十歳くらいだと思います。父と母と三人で風燈祭に行きました。闇に浮かび上がるたくさんの色鮮やかな提灯が蝶に見えました。私は母に言ったんですよ。漆黒の闇の中で無数に羽ばたく蝶みたいだと」
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