この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠恋カレンダー
第12章 12月:クリスマス
「晃は、私の従弟なのよ」

フランス支社の晃を見て言う。
「え・・・」
「そしてすみれは同期なの」
晃を追ってフランス支社に出向までしたすみれを見た。

「2人に、小川くんへのサプライズを相談したの」

小川くんと一緒にこれからの時間を過ごして行きたい、と思った時。
メールやテレビ電話で小川くんに私の気持ちを知らせるよりも
直接会って伝えたいと思った。

だから、フランスに居る従弟の晃と同期のすみれに相談した。

「急に、フランス支社の宮本さんがドイツに出張になったからクリスマスマーケットを一緒に見に行こうだなんて・・・変だと思ったんだ、よ」

小川くんは喉をつまらせた。

「そうか・・・ほのかさんも宮本さん、か」
「うん。すみれはシュトュットガルト駅まで迎えに来てくれたの。ありがとう」
「いいえ~同期の恋のためだもの」

「クリスマスまで、待ってほしいと言われたから・・・24日だと思ってた」
「うん。私にとってもクリスマスは24日だけど。
晃とすみれに相談したらドイツのクリスマスマーケットは23日で終わりだから、せっかく来るならその前に来いって」

「そうらしい。24日は・・・ドイツでは家族とゆっくり過ごすからマーケットはその前で終わりなんだ」
/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ