この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アフェクション
第1章 アフェクション
ーーー
次に目を覚ますと夕方だった。
最近寝てなかったからその分を補給したみたいに身体がスッキリしている。
あれだけ激しくされてのに腰の痛みは殆ど無く、寧ろ運動不足が解消したみたいに身体が軽い。
ただ、テーブルの上に置かれた5万円と晴吉が書き残したメモを見て少しだけ心が痛んだ。
『先に出るね。ありがとう』
価値のある時間だと、自惚れていた私に付けられた値段は『5万円』。
高いのか安いのかよく分からない。
でも傷付いた所をみるとショックなのね、私。