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アフェクション
第1章 アフェクション
だけど、ユメコとのセックスはかなり良い。
「晴吉、顔どうした」
そんな夜を思い出してぼんやりしている俺に将人が訝しげな声をかける。
仕事仲間兼同居している将人とは高校からの付き合いで、お互いの事なら何でも知っていると言っても過言では無いほど気を許した仲だ。
「顔? 何かなってる?」
「引くほどニヤケてんぞ」
「あー。うん。見ないで」
「女でも出来たか」
ククッと喉で笑いながら言った将人の台詞にかなり驚いた。
そこまで見抜かれるなんて……。
「俺ってそんなに分かり易い?」
「かなりな」