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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第7章 志村という男
宮本side
・・・・・・。
志村さんって・・・・。
オフィスを出て行った志村さんを目で追ってると・・・。
「宮・・・俺等ももう行くぞ???」
相田さんに腕を掴まれ・・・。
「あ、・・・はい・・・。」
今日は移動が多いと思ったから、車で香菜と一緒に出社。
勿論会社には俺が横浜から来ているというのは言っていないから・・・近くの駐車場に車を止め、香菜とは時間差で出社したんだけど・・・。
上着を持ってオフィスを出ると・・・。
「お前横浜住んでんの????」
相田さんは俺の方を見ず・・・言ってきた。
別に隠す気はない。
「そうですよ~・・・。」
俺がそう言うと・・・相田さんは階段を下りながら俺の方を見て・・・・。
「・・・まぁ、俺が何かしなくてもいつかはこうなったってそう思うから(笑)・・・仲良くやれよ???」
(笑)
俺は笑って・・・・。
「言われなくても仲良くしますよ!!!(笑)」
でも・・・。
誤解はされたくない。
香菜の事・・・。
「・・・でも香菜は・・・・」
俺がまた話し出すと、相田さんは持っていた携帯をポケットに入れまた俺を見た・・・。
・・・・香菜は・・・・・。
「香菜と俺は・・・まだ別に付き合ってはいません・・・(笑)・・・相手にされてない感じ・・・・。」
香菜が直ぐに俺に乗り換えたって・・・そうじゃない。
相田さんはニッコリ笑って・・・。
「時間の問題だ~・・・焦るな・・・(笑)」