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第7章 志村という男

もう正気じゃない茂木を押し・・バックヤードに投げる様にして突き放し・・・・。


頭を抑えながら立ち上がり・・・・。



「お前・・・俺を殴っといて何もないと思うな？」


全部ばらしてやるからな・・・。


相田とお前は・・・。


やってたんだろ？


相田は離婚したけどお前はまだ既婚者・・・。



お前の信用度は無くなるに等しい！！！！！！



バックヤードで倒れてる茂木を上から見ながら鞄を持って・・・・。



「ゆっくり考えろ・・・ばらされたいか・・・ばらされたくないか・・・・。自分の立場をちゃんと考えて利口な選択しろよ？」



卑怯な事をしてるのは分かってる。


でもマジでムカつく。


お前がここで働けるのも・・・この地位に居られるのも・・・。



俺がお前を見つけたからなのに・・・・。




お前はそれを・・・全く気付かないし感謝するどころか俺を嫌う・・・・。



少しは俺に尽くしても良いんじゃね？？？？




グッタリした様子で倒れ込む茂木の横にしゃがみ込み・・・・。



「・・・少し自分の立ち振る舞い方を考えろ？？・・・・」