この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第1章 キス
香菜side
はぁ・・・・。
私ってやっぱり駄目な奴だな。
結局宮君に甘えてさ。
シャワーを浴びながらそう思った。
もう直ぐ40になるのに、あんな若い子に甘えて・・・・。
髪を洗って体を流し・・・・。
自分の情けなさも流せたらッて~・・・・そんなの出来る訳ないか。
この先不安がいっぱいで良い事なんかあるのかな???って結構崖っぷちなくせに宮君に甘えて何やってんの???
でもさ・・・。
私が心から甘えられる人って・・・。
今傍に居るのかな?
本音を言えて、寄りかかれる人って・・・・。
・・・・・・・。
思わず振り返ってシャワールームの外を見る・・・・。
イヤイヤイヤ、違う違う。
宮君じゃない。
違う、あの子は今きっとどん底まで落ちた私が可哀想って思って~・・・あ!!そうだ!!ボランティアだ!!うん・・。
きっとそう。
あ、そうだ!!ここのホテル代は流石に私が出さないとね!!うん、・・・後で一応お金を確認しよう!!!
無かったら~・・・カードでいっか!!!
ボランティアしてくれる人が居るだけましか。