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第25章 心動かされる景色

ガラスの扉に近づくと、中で楽しそうに喋っていた男二人は顔を上げ俺を見ると・・・・。


ニッコリ笑って・・・・。


ガラガラッと扉を開けてくれた。


「もしかして宮本さんですか？？？？(笑)」


真黒に焼けた手前に居た男はそう言って俺を中に入れてくれた。


「はい・・・(笑)上地さんにこちらの話を伺って・・・・」


そう言うと、俺を中に入れてくれた男はニッコリ笑って外を見て・・・・。


「彼女は待たせておいて大丈夫？？？？」


あ・・・・・。


振り返ると香菜は嬉しそうに俺のデジカメを見ていた・・・・。


「ちょっとお話を伺いたいだけなので・・・(笑)あのー・・彼女が泳げないから船で海底を見れるっていうツアーありましたよね？？？あれって直ぐに参加は出来るんですか？？？」


俺がそう言うとデスクの中に居た男はニコッと笑って・・・。


「今日のでも明日のでもご参加は可能です(笑)良かったらお座りください・・・・」



そう言ってその男の前の椅子に座るよう促してくれた・・・・。