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第29章 露になった不倫関係

宮本さん・・・。


なんか参ってたな。


電話を切って直ぐに祐司さんに電話を掛けた。




『あー・・・龍(笑)久々だな？？？どうした？』


祐司さん・・・・。


俺は美晴の肩を抱き・・・。


不安気な顔の美晴の顔を見て・・・・笑った。


「祐司さん、・・・以前台場の公園で健二を助けてくれたマスクの～・・・千葉の剣崎事務所一人でやった宮本さんって覚えてますか？？？？」


祐司さんは電話の向こうでププッ・・・と笑い・・・・。


『忘れるわけないだろ・・・我OHも彼に救われたようなものだ・・・・彼は元気か？？？いつかお礼をと思っていたんだけど・・・・。』


・・・・・・・・。


「今さっき宮本さんから電話があって、向こうで何かに巻き込まれているようなんです・・・力になって欲しいんです・・・・」



そう言うと・・・俺の横に居た美晴はギュッと・・・俺の胸に美波をくっ付けてきた・・・。


俺は美波と美晴を同時に抱きしめ・・・・。



「お願いです・・・宮本さんのあんな声・・・・・」


あんな・・・。


参ってる声・・・。



「初めて聞いたんです・・・・・」