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第30章 黒幕は誰？

入ってきたのは・・・・。


「賢吾・・・・。」



賢吾・・・どうしたのかな。


さっき一回出て行ったのに・・・・。


賢吾はカーテンの中に入ると直ぐにカーテンを閉め・・・・。


私の横にしゃがみ込むと・・・・。



私のおでこを触って・・・・////////////



「俺が戻ったら知り合いのマンションに行こう・・・それまでここに居れる？？」


・・・・・・・。


優しい・・・。


大きな手・・・・。


私の頭を撫でながらそう言った。



「賢吾何処行くの？？？」


さっきは動揺してて、聞けなかった・・・・・。


賢吾は私の手をギュッと握って・・・・。


「(笑)・・・香菜はもう旦那さんに未練はない？？？」


・・・・・・・・。


未練？？？？？


孝ちゃんに・・・未練・・・・。


「未練なんてない・・・もう終わらしたい・・・・」


早く終わらせて・・・・。


もう消えたい。




賢吾・・・・。


私貴方の傍に居て良いのかな。


こんな事になって貴方の将来まで奪うような気がする。


私の揉め事で貴方を巻き込んで・・・全て台無しに・・・・。