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第30章 黒幕は誰？

救護室を出て携帯を出すと・・・・。


水沢先輩と相田さん。


「おい・・・宮お前どうすんだよ・・・・」


俺は直ぐにまたビルのエントランスの方に足を向け・・・・。


「水沢先輩・・・俺が戻るまで香菜の傍に居てもらって良いですか？？？」


そう言うと水沢先輩が俺を追いかけて来て・・・・。


「ねぇ・・・あの日ッ・・・私思い出したの・・・・」


？？？？？？


俺の腕を掴みそう言った水沢先輩・・・・。


「あの日ッ・・・花火の日ね・・・」


・・・・・・・。


携帯を弄る手を止め水沢先輩を見ると・・・水沢先輩は頭を抑え・・・・。


「あの日・・・香菜ッち旦那さんと喧嘩したって・・・飲めないのにお酒飲んじゃって・・・・」


・・・・・・・・。


「私達が帰る前・・・もうベロベロだった・・・」


・・・・・・・。


香菜が・・・？？？？


「でね・・・一人・・・来れるか分からないって人が居たんだけど・・・・その人・・・・」



・・・・・・。



え・・・・・。



俺と相田さんは顔を見合わせ・・・・。


驚きを隠せなかった。



水沢先輩は相田さんの腕を掴み・・・・。



「イヤ、・・・でも違うかも・・・確信はない・・・・」



・・・・・・・。