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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第33章 生きてくれてありがとう




あの事故から・・・・。


2週間が経った。


私は今自分がどういう状況なのか全く分からないでいたの。



ただ・・・。


賢吾はあの日・・・私が目覚めた日の翌日・・・・。


会社を辞めてきた。





そして今日・・・・。



顔のガーゼが取れた私に訪問者が。



「んじゃぁ・・・(笑)有休と~・・・公休、夏冬が残っていたからそれを消化してもらって~・・・・」


そんな説明をしに来てくれたのは・・・・。


部長・・・・。


「茂木ちゃんと・・・宮本君が一気に辞めてしまって会社はかなりの痛手だよ(笑)」


そんなことを言ってくれる・・・部長・・・・。


私は腕のギブスは外れ・・・。


手は・・かなり自由に動くように・・・・。


部長が持ってきてくれた退職届にサインをし・・・・。


・・・・・。


ちゃんと・・・謝らないと・・・・。


ボールペンを部長に返し・・・・。


「本当に・・・申し訳ありませんでした・・・・。」


あんな風に・・・会社に・・・迷惑を掛けたまま・・・・。


挨拶も出来ず・・・・。



すると、部長はボールペンを受け取って・・・・。


「茂木ちゃんは~・・・宮本君と結婚するのかな????(笑)」


・・・・・・。


えっ????







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