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Aさん ~私を淫らにする人~
第6章 お口の快感
部屋を出る前にラインのアドレスを交換したその後、家に帰って一人となってもこの手のひらにはAさんの性器の感触が残っていて興奮は続き、体は悶々としていた。

思えば私は舌を絡ませあうキスは教えてもらったけれど、それ以外は何もされていない。

あれほどのシチュエーションでありながら一度たりとも体に触れられていなかったのだ。

当然ながら部屋に着くと興奮に眠れず、すぐにアダルト・ビデオをつけた。

女優さんのする男優さんの性器の扱いに、私もこんなことをしてあげればよかったのにと反省もしたけれど、それ以上に体の疼きがどうしようもなくて、すぐに胸やアソコを弄った。

でもどれほど自分の体を触っても、次から次に性の欲望が湧き出てきて自分を慰める尽くすことが出来ない。
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