この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Aさん ~私を淫らにする人~
第7章 ハチミツ
「ええっ」とまだここにいられることを肯定する返事をしてから気が付いて、「あっ、私も手伝います」と立ち上がろうとしたらAさんに「いいよ、台所が狭いから座っていて」と断られてしまった。
正直、炊事に自信のない私は半分安堵してこのまま座ってAさんがお皿を洗い終えるのを待つことにした。
思えばこんなお昼時にAさんと二人で会うなんて初めてじゃないだろうか。
それもAさんのお部屋で。
そう思うと、紅茶の香りにも誘われて健全な幸せを感じてウキウキとして、いつしか頭の中では静かな音楽がBGMで流れ出していた。
そんな一人浮かれ気分でいるうちに、キッチンから聞こえていた音はAさんが作業をし終えたことを教えてくれた。
「おまたせぇ」とカタッ、カタッと足音を立てて戻ってくるAさんの近づいてくる気配を感じてもっとこの健全な幸せ気分を膨らませていたら、突然、後ろからガバッ!と肩を抱きしめられた。
正直、炊事に自信のない私は半分安堵してこのまま座ってAさんがお皿を洗い終えるのを待つことにした。
思えばこんなお昼時にAさんと二人で会うなんて初めてじゃないだろうか。
それもAさんのお部屋で。
そう思うと、紅茶の香りにも誘われて健全な幸せを感じてウキウキとして、いつしか頭の中では静かな音楽がBGMで流れ出していた。
そんな一人浮かれ気分でいるうちに、キッチンから聞こえていた音はAさんが作業をし終えたことを教えてくれた。
「おまたせぇ」とカタッ、カタッと足音を立てて戻ってくるAさんの近づいてくる気配を感じてもっとこの健全な幸せ気分を膨らませていたら、突然、後ろからガバッ!と肩を抱きしめられた。