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Aさん ~私を淫らにする人~
第8章 お部屋を物色されて
白やベージュといったベーシックな色合いの下着類が、無造作に丸めて入れられている様子をクッキリと携帯の画面に映し出されてくる。

また手を入れて中をまさぐるAさん。

例え好きな男の人でも、自分の下着、それも使用した後の下着を触られるのはやはり抵抗があった。

それなのに、Aさんはなんとその中からパンティ・ストッキングを引き抜いて、それをカメラの前に掲げて曝したのだ。

肌色の化繊が力なくクタ~ッと垂れた様は何とも言えぬ恥かしさを持ち主に感じさせる。

裏をひっくり返されて、お尻の部分を見せられるとその恥かしさは更に倍増して、(もうやめてっ)と切に願った。

それでも曝されて見られただけで、ストッキングは戻されたから少しホッとしたけれど、そんな私の気持ちを嘲るように今度は薄いピンク色のショーツを抜き出してきた。
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