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第11章 見られている

男優さんの愛撫に喘ぐ女優さんの声が大きいのはもとより、性器から出てくる濡れた音も大きかった。

そして女優さんの男性器を舐める行為も長くて卑猥だった。

そんな愛撫の交換から二人の体が重なると、それからの男の人の腰使いと次々に繰り広げられる体位の変化に目を奪われた。

本当に他の人達もこんなことをしているのだろうか・・・。

そう言う私もＡさんに目隠しをされたり食べ物を塗られて舐められたりと色々なことをされたことがあるけれど・・・。

一本のＡＶが終わって、すっかりと自分の体を触りながら見入ってしまっていた自分に気付いてハッとした。

目がカメラの小さなレンズに行って、そこに映っている自分の顔を見た。