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Aさん ~私を淫らにする人~
第11章 見られている
私はすぐに向き直る。

でももうダメだ。

後ろからAさんに見られていることを存分に意識させられた。

再び背を向けた姿勢でまたあれやこれや考える。

いつからAさんは見ているのだろうと。

AVを見ていた時からだろうか?

いや、あの時にはこんな音はしていなかった。

でもそれは、AVの音声で聞こえなかっただけかもしれない。

そうではなくて、もしかしたら私がお風呂に入っている時から見始めた可能性もある。
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