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第11章 見られている

本当に透けて下着が丸見えだ。

でも違う、男の人をグッとさせるイヤラシさが足りないと感じた。

ついさっきまで男の人の気持ちを考えないで失敗したばかりだから、今回は真剣に考えた。

どうやったらＡさんは喜んでくれるだろうかと。

ブラは着けないほうがいいと思った。

例え小さくてもオッパイは見えたほうがいいだろうと。

そして下は・・・、Ａさんはショーツも好きだから穿いていたほうがいいと思うけれど、今着ている白の無地は‘ないな’と思った。

鏡に映るショーツの透けたオレンジ色のブルマ姿を見ながら何がいいのか手持ち下着のあれやこれやを当てはめてみると、水色のボーダー柄がいいんじゃないかと閃いた。