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第14章 石井さんと

それにしても、胸とは比較にならないほどに石井さんの性器への愛撫は執拗だった。

主に手を使って陰唇やクリトリスを揺らせてくる愛撫は、キモチいいけれど痛みも伴っていまいち乗り切れない。

気持ち良さ八割で痛みが二割ほどだろうか。

でもそれとは裏腹に、私の下半身は卑猥な音を発している。

（もっと、ゆっくりでもいいのに・・・）

（お口でもして欲しい）

そんな思いをして受け続けている時にフッと気が付いたのは、石井さんは私を感じさせようと必死になってくれているということだった。

そう、男性用のＡＶで見たようなことを私に必死にしてきているのだ。