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第14章 石井さんと

グッと体の中が切り開かれる感覚は一緒で、それからグググッと石井さんのすべてが入ってきた。

もう大きさの比較なんてできないし、分からない。

ただ私の体は蒼くさざめき立ち、そして頭の中は白い世界に染まっていった。

石井さんの腰使いが始まる。

愛撫ほどの荒さはないけれど、突いて来る時に力が込められていた。

そしてペースの上がり方が早くて、大きくなるベッドの揺れる音にされていること以上に激しさを感じた。

でも乱暴じゃない。

愛撫をされた時と同じように、この荒さに私は石井さんの一生懸命さを感じて何か応えてあげなきゃいけないと感じた。