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Aさん ~私を淫らにする人~
第14章 石井さんと
私は、はぐれていたお布団を掛けて体を隠す。

なにもしていないのであれば、ただ裸をさらしているのは恥かしい。

私も黙っていると、処理を終えた石井さんにこちらを見て、ひげた笑いを浮かべながら「大田さんって、している時もおとなしいからエッチは好きじゃないのかと思ったけれど、けっこうだったよね。まさか足であんなに絞めれたら、俺、すっごい興奮しちゃってますます好きになっちゃったよ」と言われて余計に恥かしくなった。
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