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第1章 黒い暴行

５

時は８月10日の午後１時過ぎのことでありました。

ところ変わりまして、なぎさがバイトをしているジーユーの休憩室にて…

休憩室には、女性従業員さん２人がいましてイスに座りましてだらけていたのでありました。

そこへ、なぎさがアタフタとした表情で休憩室に入ってきました。

｢すみません…おそくなりました…｣

遅れて休憩室に入ってきたなぎさに対して、女性従業員さんの１人がなぎさに怒鳴り込んできたのでありました。

｢ちょっと木佐貫さん!!｣
｢（キョトンとした顔で）はい？｣
｢あんた今何時やとおもとんのかしら!!｣
｢（キョトンとした顔で）何時って…１時だけど…｣
｢木佐貫さんはきょうは早出になってはるのに、どうしてローテーション通りに来なかったのかしら!!｣
｢すみません…すみません…｣
｢すみませんで済むとおもてはったら大きな間違いよ!!あんたはどこのどこまでバイトをなめとんかしら!!｣
｢ちょっとやめてよ…｣

この時、もうひとりの女性従業員さんが必死になりまして止めていましたが、女性従業員さんの怒りがひどいためになぎさの気持ちがイシュクしてしまったのでありました。

なぎさは、しばらくしましてロッカーへ行きまして仕事の準備をしていましたが、気持ちがひどくイシュクしてしまったので途中でやめて勝手に帰ってしまいました。